広陵町議会 2022-12-14 令和 4年第4回定例会(第3号12月14日)
この役割分担につきましては、固定的性別役割分担意識の改善が必要で、現在行っているマザーズセミナーの実施や、男女ともに固定的役割分担意識を考えるワークショップを継続して行ってまいります。また、就労環境が家庭での役割分担等にも大きく関わりがあると考えております。
この役割分担につきましては、固定的性別役割分担意識の改善が必要で、現在行っているマザーズセミナーの実施や、男女ともに固定的役割分担意識を考えるワークショップを継続して行ってまいります。また、就労環境が家庭での役割分担等にも大きく関わりがあると考えております。
事業の内容につきましては、毎年計画を立てて実施しておりますため、今年度につきましては、家庭内での固定的性別役割分担の意識が強い現状を踏まえまして、協働のまちづくり推進課で夫婦を対象としたワークショップの開催や、産業総合支援課と連携し、町内企業に女性の雇用に関するアンケート調査を実施する予定でございます。
そのためには、本町におきまして、男性は仕事、女性は家事・子育てという固定的性別役割分担に基づく考え方の割合が全国平均よりも多くなっておりますことから、その考え方を払拭し、女性が活躍できる社会の環境づくりを行うことが急務でございます。
そこには、男は仕事、女は家庭といった固定的性別役割に反対という、こういう回答は実は6割と多数派になっているんです。しかし、現実はどうか。やっぱり多くの女性の生きづらさが顕在化しているのではないかというふうに思います。これは、人々の考え方さえ変わればよいというのではなくて、もっと構造的な問題があるということを意味しているというふうに思います。
次に、男女共同参画につきましては、第2次香芝市男女共同参画プランに基づき、固定的性別役割分担の払拭や、あらゆる場面における男女共同参画の視点を取り入れた環境整備、性の多様性の理解や人権が尊重されるように市民啓発を行ってまいります。
この男女共同参画につきましても、奈良県におきまして、非常に現状というのがあるんですけれども、奈良県の中で固定的性別役割分担意識というのが奈良県は強いんですね。男は働き、妻は家庭を守るべきであるという考えに対し、賛成またはどちらかといえば、賛成と回答した人の割合が男女ともに全国より高くなっています。
この男女共同参画社会の実現により目指すべき社会というのは、固定的性別役割分担意識をなくした男女平等の社会、男女の人権が尊重され、尊厳を持って個人が生きることのできる社会、男女が個性と能力を発揮することによる多様性に富んだ活力ある社会というものです。そこで、女性の管理職が、先ほど数字、県の資料とはちょっと落ちていましたけれども、少ないのはなぜだと思いますか。
まず、男女共同参画社会の形成につきましては、これまで長年培われてきました固定的性別役割分担意識等により、男女がともに責任を負い、利益を享受し、一人一人が個性と能力を発揮できる社会への道のりは遠いなと感じることもしばしばでございます。
しかし現在では、男女の固定的性別役割分担の解消を目指す段階に来ていて、社会システムの根本から切り込む必要があると考えられ、所管が教育委員会に設置されているところは首長部局に移行されているのが全国的な流れです。女性政策はいまの時代、教育の分野だけでなく、全庁的に横断的に実行されていかなければならない時期に来ています。
国際婦人年以降男女平等をめぐる人々の意識は徐々に変化してきたものの、先ほども申されました、男は仕事、女は家庭に代表される固定的性別役割分担意識は、まだまだ根強く残っているのが現状でございます。とりわけ地域社会や家庭生活は、男女の共同参加の促進が必要とされておる分野でございます。このためにも市町村レベルでの婦人の地位の向上を図るための活発な活動が重要となってきております。